後期研修医・スタッフ募集


後期研修医を募集!

 放射線診断核医学科・画像診療部では広く全国から後期研修医を募集しています。ご興味のある方は電話【027-220-8401】、もしくはメール【kakuigaku@ml.gunma-u.ac.jp】にてご連絡ください。あるいは直接研究室(臨床研究B棟5F)や附属病院画像診療部においで下さっても差し支えありません。初期研修中の方は1-3ヶ月程度研修されることをお勧めします。
 ( メールアドレスをコピーする際は@マークを半角にしてください。)

 当科では、一般画像診断学を幅広く扱っており、さらに核医学やIVRも守備範囲です。
 CTは現在4台の多列検出器CT (MDCT) 装置が稼働しています。一般的なCT撮影から心臓CTPerfusion CTCT colonographyなど特殊検査も行っています。躯幹部のPerfusion CTは国内では群馬大学で最初に導入されました。また放射線被ばくについての研究も積極的に行なっており、附属病院と群馬県内の多くの病院の診療放射線技師の方々と共同で、患者放射線被ばく低減と検査適正化を目的とした、「群馬県におけるCT検査による患者X線被ばく調査」を毎年行なっています。この研究の詳細についてはGRaD Studyのページを参照してください。
 MRIは3.0T MRI装置1台と1.5T MRI装置2台が稼働しています。MRIは現在非常に進歩の速い分野であり、日々新しい技術が臨床応用されています。群馬大学は化学シフト画像 (Chemical shift imaging) についてMRIの黎明期から研究を進めてきた大学です。
 超音波検査 (US) も、画像診断の一角をなす重要なモダリティです。画像診療部では4台の超音波装置が稼働しており、心臓領域以外の全身の超音波検査を行っています。新しい技術である造影剤を用いた造影超音波検査や組織の硬さを測定できるElastographyにも積極的に取り組んでいます。最近は核医学の基礎研究で培ってきた技術を応用し、Immuno-nanobubbleによる超音波造影剤の開発に挑戦しています。
 IVRとしては、悪性腫瘍に対する動脈塞栓術動注化学療法CTガイド下針生検などのほか、最近普及しつつある大動脈瘤に対するステント挿入術や、さらに子宮筋腫の塞栓術類骨骨腫のラジオ波焼灼術(RFA)などやや特殊な治療も扱っています。
 核医学では診断学のほか、バセドウ病や甲状腺がんを対象としたI-131内服治療を積極的に行なっており、悪性褐色細胞腫を対象としたI-131-MIBG治療を実施している国内数少ない施設の一つでもあります。SPECT装置3台とPET/CT装置 2台が稼働していますが、年間のF-18-FDG-PETの検査件数は、国立大学法人の附属病院(42施設)のなかで第2位を誇り、FDG-PET以外の核医学検査数も第3位です(平成22年度)。核医学の基礎研究も古くから盛んで、群馬大学で開発されたアミノ酸核種であるF-18-FAMTを用いたPETはFDG-PETよりも悪性腫瘍特異性が高く、現在も研究継続中です。F-18のかわりにCu-64Br-76を利用する試みにも挑戦しています。

 後期研修1年目は、単純X線写真、CT、MRI、USを中心とした一般診断学を学び、2年目からは血管造影(AG)のほか各種IVRに挑戦しつつ、病棟も担当します。2年間でひと通りのことができるようになりますが、その後はさらなる研鑽のために群馬県内を中心とした関連病院の指導医の元で勤務し、同時に大学院博士課程進学を勧めています。もちろん全員が放射線診断専門医の資格を取りますが、さらに核医学専門医、IVR専門医、超音波専門医などの取得も勧めています。国内留学や海外留学も推奨します。大学のスタッフの多くは海外留学経験者です。

 現在群馬県内には約40名の放射線診断医がおり、そのうち大学には約25名が在籍しています。しかし200万人という群馬県の人口にはあまりに少ない数で、たくさんの専門医派遣要請に苦慮しております。専門医取得後の活躍の場は非常に広く、多くの方々が放射線診断学を専門分野として選んでいただければと思っています。

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スタッフ募集

 群馬県では放射線診断医が不足しています。既に放射線診断学を学ばれている方や、他科からの転籍なども歓迎いたします。電話【027-220-8401】、もしくはメール【kakuigaku@ml.gunma-u.ac.jp】にてご連絡ください。あるいは直接研究室(臨床研B究棟5F)や附属病院画像診療部においで下さっても差し支えありません。
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